ハンドメイドの売り方

【初心者向け】ハンドメイドの販売方法|メリット・デメリット比較

こんにちは。

ユリコ(@yurico_handmade)です。

ハンドメイド作家初心者さんがまず迷うこと。
それは「販売方法」。

うさこ
うさこ
作品を作ってみたけど、どうやって売ったらいいの?
ユリコ
ユリコ
いろんな売り方があるんだよ!

・イベント販売
・ネット販売
・委託販売

色々ありますよね。

ユリコ
ユリコ
それぞれの販売方法にはメリット、デメリットがあります。比較して、自分にぴったりの販売方法を見つけましょう!

ハンドメイド品の販売方法を比較してみよう

メリット デメリット
ネット販売 ・手軽に始められる
・販売手数料が低い
・写真や文章のクオリティが求められる
・頻繁に更新しないとお客様に見てもらえない
イベント販売 ・お客様の反応を直接見ることができる
・作家仲間ができる
・他の作家さんの接客やディスプレイを見ることができる
・自分で会場に行き、接客販売が必要
・ディスプレイ用品などを揃えないといけない
・スペースが埋まるくらいの商品数は必要
委託販売 ・接客販売を任せられる
・お店のSNSなどで紹介してもらえる
・箔が付く
・販売手数料が高い
・お店の都合に振り回される

 

ユリコ
ユリコ
それぞれ詳しく見ていきましょう!

比較⑴ ネット販売

ネットでハンドメイド商品を売るには、

・メルカリなどのフリマアプリに出品する。
・Creemaやminnneなどのハンドメイド専門サイトに出店する。
・BASEやSTORESなど、無料から始められるネットショプサービスを使う。
・カラーミーなど有料のネットショプサービスを使う。

などがあります。



メリット①手軽に始められる

出品料が無料のものが多数

ネットでハンドメイド品を販売する場合、
メルカリなどのフリマアプリやCreemaやminnneなどのハンドメイド専門サイト、
BASEやSTORESなどのネットショップシステムを使うことができます。

ユリコ
ユリコ
このようなアプリやシステムは出店する時に無料で始められるのが魅力です。

ハンドメイドを始めたばかりの方は、売れるか売れないか不安ですよね。
売れないのに、出店費用がいるとなると赤字を覚悟しないといけません。
売れた時に、手数料が発生するものであれば、赤字にはなりません。

販売点数も1点〜OK

ネット販売の場合、1点からでも出品できます。

イベントや委託販売の場合はそういうわけにはいきません。

うさこ
うさこ
1点から出品OKなのは、
始めたばかりの作家さんにはありがたいね!

メリット②販売手数料が低い

ネット販売は手数料が低めです。

ユリコ
ユリコ
私は、CreemaとBASEを使っていますので、例として2つの販売手数料を見ていきましょう。

Creemaの販売手数料

Creemaの場合、成約時に商品金額の8%〜12%が「成約手数料」としてかかります。

3ヶ月の売上確定の合計金額が9万円以上なら9.5%、
21万円以上なら8%に引き下げられます。

(2019年4月1日現在)

参考元:Creema

BASEの販売手数料

BASEの場合、「BASEかんたん決済手数料」と「サービス利用料」がかかります。

「BASEかんたん決済手数料」:各注文ごとに3.6%+40円
「サービス利用料」:各注文ごとに3%

Creemaと違って、商品金額にかかるのではなく、
【商品代金】+【送料】を合わせた金額にそれぞれの手数料がかかります。

(2019年4月1日現在)

参考元:BASEU

BASEへはこちらから登録できます。

 

デメリット① 写真や文章のクオリティが求められる

写真はネットショップの命とも言える、重要なものです。

お客様が買うか買わないか判断するかは写真にかかっています。

色々な角度から撮影すること。
綺麗な自然光で撮影すること。

この2点はとても大事!

ユリコ
ユリコ
お客様が買いたいと思える写真や文章が大切になります!

デメリット②頻繁に更新が必要

ネット販売の場合、商品をサイトに載せて、ほったらかしというわけにはいきません。
SNSやブログで集客をしたり、新商品を入れたりして、サイトを更新していく必要があります。

自分が全く更新されていないショップで商品を購入するのって不安ですよね?
お客様も一緒です。

ネット販売は、自分でサイトのお世話をちゃんとやらないと売ることは難しいのです。

比較⑵ イベント販売

街の小さなイベントから、大きなイベント会場でのイベントまで、
最近はたくさんのハンドメイドイベントがあります。

イベント参加を目標にしている初心者さんもたくさんおられます。

メリット①お客様の反応を直接見ることができる

ネット販売や委託販売と違い、購入してくださるお客様の表情、声のトーンなどを見ることができるのは、対面のイベント販売ならでは。

自分の作ったものが、「高い」と言われたり、「こんなの自分で作れるわ」とショックなことを言われることもあります。

でも、とても楽しそうに商品を選んでくださるお客様や、気に入ってくださった商品をとっても嬉しそうに持って帰られるお客様もたくさん。

いい意味でも悪い意味でも、お客様の反応を見ることができます。

メリット②作家仲間ができる

ブースがお隣でお話ししたり、気になる作家さんに声をかけたりして、作家仲間を増やすことができるのも、イベント販売の特徴。

ハンドメイドの話で盛り上がったり、悩んでいることや、こんな時どうしている?など情報交換もできるのもとても勉強になります。

ユリコ
ユリコ
私も初めて参加したイベントで同年代の作家さんと意気投合して、今でもSNSでつながっています。

メリット③他の作家さんの接客やディスプレイを見ることができる

作家活動を始めたばかりの作家さんは、接客やディスプレイにすごく悩むと思います。
特にディスプレイは、私も始めたばかりの頃、かなり苦労しました。

 

先輩作家さんのブースを生で見られるイベントは、勉強になることばかり!

・どんな什器を使っているのだろう?
・どんな風にお客様に声をかけているんだろう?
・名刺やショップカードはどんなものなんだろう?

イベント会場はいろんなことを学べる絶好の場所なんですよ♪

うさこ
うさこ
いいところは、どんどん真似していきたいね!

デメリット①自分で会場に行き、接客販売が必要

当たり前なのですが、対面イベントのため、自分で会場に行かなければいけません。

また、イベントは土日祝に開催されるものが多いです。

そのため、小さなお子さんをお持ちの作家さんや、イベントの多い土日にお仕事のある作家さんには、イベントに参加すること自体が難しい場合があります。

デメリット②ディスプレイ用品などを揃えないといけない

イベント販売の場合、商品の準備だけでなく、ディスプレイ用品やお釣り、お持ち帰り用の袋なども揃える必要があります。

一度準備してしまえば、ある程度、2回目のイベントからは楽になりますが、本当に最初のイベントは準備が大変です。

また、イベントに参加して勉強していくうちに、ディスプレイもパワーアップします。その度に、ディスプレイ用品を考えて準備をするので、時間や手間はかかります。

デメリット③スペースが埋まるくらいの商品数は必要

最低限、ブースが埋まる商品数は持っていかないといけません。

販売すると商品数が減るので、スペースがガラガラになってしまうことのないよう在庫も必要です。

イベントで販売するのであれば、結構な量が必要です。
ハンドメイド活動を始めたばかりの作家さんは、点数をつくることが大変かもしれません。

ユリコ
ユリコ
商品がスカスカのブースでは盛り上がりに欠け、お客様の買いたいという気持ちも削がれてしまいます。ある程度商品数にボリュームをもたせましょう!

比較⑶委託販売

うさこ
うさこ
ユリコさんがメインでやっている販売方法だよね?
ユリコ
ユリコ
そうだよ!小さな子供がいるからとっても助かっているの。

メリット①接客販売を任せられる

委託販売の場合、接客、ディスプレイ、販売を全てお店にお任せできます!
自分でやらなくてもいいので、とても楽です。

接客販売を任せられる分、制作に時間をとったり、プライベートに時間を当てたりすることが可能です。

子育てや仕事で忙しい作家さんには、とてもオススメの販売方法です。

メリット②お店のSNSなどで紹介してもらえる

販売してくれるお店は、ほどんどがSNSやブログをやっていると思います。

自分のSNSでフォロワーではないお客様が、お店のSNSをみて、「この作家さんの商品かわいい!」と思い、お店に買いに行ってくださることも。
また、SNSをたどって、自分のフォロワーになるということもあるでしょう。

委託販売は、自分のブランドの認知を高める効果もあるのです。

ユリコ
ユリコ
ギブアンドテイクで、お店の紹介をしたり、持ちつ持たれつの関係でいきましょう!

メリット③箔が付く

「どこどこの雑貨やさんで売っている」
「どこどこの商業施設のセレクトショップに取り扱いがある」
というのは、ブランドに箔がつくことだと思います。

なぜなら、一般の人にわかりやすい指標だからです。

一般の人には、自分の作ったものがお店に並ぶなんて未知の世界です。

「お店に並んでいる=認められている」という風に思うのです。

デメリット①販売手数料が高い

ネット販売の手数料が10%代なのにくらべ、委託販売の手数料は大体30%〜高いところでは60%ということこもあります。

うさこ
うさこ
ええー!びっくり!!!

接客販売を任せていること、お店も家賃や人件費を確保しないといけないこと。
それが反映された手数料なのです。

また、販売手数料以外にも、売上の振込手数料、商品を発送、返送する際の送料も作家持ちのことが多いです。

デメリット②お店の都合に振り回される

お店にも運営の都合があります。

下記は私が実際に体験したことです。

・売れ行きが悪いと取り扱いが急になくなる
・急に運営会社が倒産する
・商品を盗難される

こんなことが実際あります。

作家側からしたら、迷惑な話ですが、商品を委託販売するのであれば、覚悟しておかないといけないことなのです。

まとめ

ハンドメイド品の販売方法にはそれぞれメリット、デメリットがあることが分かっていただけたかと思います。

それを理解した上で、自分にあった販売方法で売ってみましょう。

ユリコ
ユリコ
個人的には、ハンドメイド初心者さんはネット販売からやってみるのがオススメです!