ハンドメイドの始め方

【重要!】ハンドメイドのブランドの名前を考える時に注意すべき3つのこと

こんにちは。

ユリコ(@yurico_handmade)です。

ハンドメイド作家として活動を始める時に、あった方がいいのがブランド名。

ブランドの名前を考えるのは楽しいけれど、どんな名前をつけたらいいのか迷いますよね。

ユリコ
ユリコ
ブランド名は一度つけたら変えにくいよね。
うさこ
うさこ
だからこそ、慎重に考えたい!

 

ブランド名を考えるときに、注意すべきことがあります。

なかには知らなかったじゃ済まされない重要事項もありますよ!

ブランド名をつけるときの注意点

①覚えやすいものであること。

②商品の雰囲気にあったものであること。

③他ブランドに商標登録されていないものであること。

それでは詳しく見ていきましょう!

そもそもブランド名は何のために必要なのか

ブランド名が必要な理由は、自分の作ったハンドメイド品を認知してもらうためです。

「この商品は、このブランドのものなのね!」
「このハンドメイドブランドかわいい!」

そう認識してもらうために、ブランド名は必要なのです。

注意点①ブランド名は覚えやすいものであること

ブランドの名前はお客様に覚えてもらってなんぼです・・・!

あまりに読み方が難しいものはお勧めしません。

私は車で道路を走っていて
「あ、このお店かわいい!でもこれなんて読むんだろう?」
っていうお店たまにあるんです。

素敵なお店で気になっても、なんて読むかわからないから、
後でネットで検索しようと思っても、検索ができない・・・!

せっかくいいものを売っているのに、もったいないと思いませんか?

いくらこだわってブランド名をつけても、わからなかったら意味がないのです。

ブランド名は自己満足でなく、お客様に知ってもらいやすいものを考えましょう!

注意点②商品の雰囲気にあったものであること

自分が作っているハンドメイド商品と、ブランド名とが全く違う雰囲気のものの避けるべきです。

適当にたとえをあげると・・・

作っているものが「レースたっぷりの乙女系ヘッドドレス」なのに
ブランド名が「ウ●ルスバスター」みたいなものだと、違和感を感じますよね。

ふんわりガーリー系のものを作っているのであれば、可愛らしい発音のものを選んだり、
文字にしたときに可愛らしい印象になるようなものを選びましょう。

注意点③他ブランドに商標登録されていないものであること

ブランド名をつけるときに一番大事なのこと。

それは・・・

自分がつけようと思っているブランド名が「商標登録」されていないかを確認することです。

商標ってなに?

商標とは次の2点を満たすものを指します。

⑴事業者が使用するマーク

⑵自己の商品・サービスと他人の商品・サービスを区別するために使用するマーク

引用元:特許庁サイト

商標をとることによって、他者に自分の登録商標や、自分の商標に似たものを使うことを禁止できるようになるのです。

逆を言えば、商標登録されているブランド名と同じ、もしくは似ている名前をつけてしまっい、そのブランド名で販売をすると訴えられる可能性があるということです。

ユリコ
ユリコ
商標がとれると®️をブランド名につけることができるよ!

商標登録されているか調べる方法

商標登録されているか調べる方法はとても簡単です。

特許情報プラットフォーム」のサイトで「商標を探す」のタブを選び、検索欄に自分がつけたいブランド名を入力するだけ。

検索結果に何も出てこなければ、そのブランド名は使ってOKです。

また、区分が自分の作っているものと違えばOKです。

ただ、【商標は早い者勝ち】

先に自分がそのブランド名を使い始めていても、商標登録を済ませていなければ、あとで商標を登録した人のものになってしまいます。

自分の権利を守るためにも商標登録は済ませること

いつぐらいに商標登録するのがいいの?

結論からいうと、なるべく早く商標登録は済ませたほうが良いです!

しかしながら、私が商標登録したのは、実は今年です。

活動から8年目。
仕事として、お金を稼げる様になって4年目です。

でも、今から思うと、活動し始めにやっておくべきだったと思っています。

なぜなら、すでに商標登録されている名前だったら、せっかく浸透したブランド名を手放さないといけない危険性があるからです。

将来、絶対ハンドメイドを仕事にしたい!
大きな金額を稼げるようなハンドメイド作家になりたい!

という人は、本当に早めの登録をお勧めします!

商標登録の方法は?

商標の出願のやり方は2通り。

・特許事務所に出願を依頼する。
・自分で出願する。

出願料金は自体はとっても良心的な「3,400円+(区分数)×8,600円」です。

特許事務所に依頼すると手数料や成功報酬などがかかるので、出願料金の他に、ピンキリですが数万円以上かかることになります。

しかし、商標登録は難しいように感じますが、自分でもすることができます。

詳しくは、こちらのサイトがわかりやすいので、ご覧ください。

まとめ

ハンドメイド続けていく上で、とても大事なブランド名。

お客様に知ってもらいやすいネーミングにするのはもちろんですが、他人の商標を侵害していないかを確認しましょう。

また、長くハンドメイドを続けていきたいと思っているのであれば、自分の権利を守れるように、商標登録を済ませることをお勧めします。